面貸しネイルの相場はいくら?時間・日・月額の料金目安と損しない選び方
面貸しの相場は、時間貸しで1時間1,000〜2,000円前後、日貸しで1日5,000〜8,000円前後、月額契約で月50,000〜80,000円前後が目安(都内の場合)。 ただし、材料や光熱費が料金に含まれるかどうかで実質のコストは大きく変わるため、表示価格だけでなく条件全体で比較することが重要です。
面貸しの仕組みそのものについては面貸しネイルとは?仕組み・料金・始め方で解説しています。この記事では「お金」に絞って、相場の目安、料金形態の選び方、実質コストの見方までを掘り下げます。
面貸しで一番よく聞かれるのが「相場っていくらですか?」という質問です。でも、貸す側として正直に言うと、時間単価だけで一番安いところを選ぶのはおすすめしません。面貸しの本当のコストは「1時間いくらか」ではなく、材料・光熱費・使える時間帯といった条件の全体で決まるからです。
—— Reina(SHARENAIL 代表 / MiNTY NAIL オーナー)
面貸しの相場早見表
| 料金形態 | 相場の目安 | 月4日稼働した場合のコスト例 | | --- | --- | --- | | 時間貸し | 1時間 1,000〜2,000円前後 | 約24,000〜48,000円(1日6時間の場合) | | 日貸し | 1日 5,000〜8,000円前後 | 約20,000〜32,000円 | | 月額 | 月 50,000〜80,000円前後(都内) | 50,000〜80,000円 |
同じ「月4日」でも、料金形態によって支払額はここまで変わります。少ない日数なら時間貸し・日貸しが安く、稼働日数が増えるほど月額が有利になる——この構造を押さえるのが第一歩です。
どの料金形態が得か — 稼働日数で決まる
損益の分岐はシンプルな掛け算で見えます。
- 時間貸し vs 日貸し: 時間1,500円のサロンで1日6時間使うと9,000円。日貸しが6,000円なら、1日4時間を超えるなら日貸しが得という計算になります
- 日貸し vs 月額: 日貸し6,000円で月10日使うと60,000円。月額が60,000円なら、月10日前後が分岐点です
目安としては、1日3〜4時間までなら時間貸し、それ以上なら日貸し、月8〜10日を超える稼働なら月額を検討する、と覚えておくと判断が速くなります。
相場を左右する4つの条件
同じ「1時間1,500円」でも、次の4つで実質の負担は大きく変わります。見学のときに必ず確認したい項目です。
- 立地 — 駅からの距離とエリア。お客様が通いやすい場所ほど料金は高くなりますが、その分リピートにつながりやすい側面もあります
- 材料の扱い — 完全持ち込みか、サロンが無料で提供するか、有料か。ジェルや消耗品を自前で揃えると月数万円かかることもあり、レンタル料の差を簡単に逆転します
- 光熱費 — 料金に込みか、別途請求か。別の場合は月の実費を事前に確認しましょう
- 使える時間帯 — 営業時間内のみか、早朝・深夜も使えるか。副業なら夜間や休日に使えるかどうかが死活問題になります
業務委託(歩合)と、どちらが手取りは多い?
面貸しとよく比較されるのが業務委託(歩合制)です。手取りの構造がまったく違います。
- 業務委託: 売上の50〜60%を受け取る。固定費ゼロだが、売れるほど取り分の差額も大きくなる
- 面貸し: レンタル料を払えば施術料は全額自分のもの。固定費はかかるが、売上が伸びるほど有利
歩合50%の場合、計算上は月の売上がレンタル料の2倍を超えたところで面貸しの手取りが上回ります。たとえば客単価8,000円で月30人なら売上240,000円——歩合なら手取り120,000円、月額70,000円の面貸しなら170,000円(材料費は別途)。逆に固定客がまだ少ないうちは、歩合のほうが安全です。
実例:池袋・MiNTY NAILの料金
相場観をつかむために、実際に掲載されている料金を見てみます。池袋のMiNTY NAILの面貸しは、**時間¥1,500/1日¥6,200/月額¥55,000〜¥77,000(使用日数により変動)**です。
先ほどの分岐計算を当てはめると、1日6時間使うなら時間貸し9,000円より日貸し6,200円が得。月10日以上の稼働なら日貸し62,000円〜となり、月額(¥55,000〜)が視野に入ります。
月額を55,000〜77,000円の幅にしているのは、使う日数がネイリストさんごとに全然違うからです。週5で使う人と週3の人が同じ固定費なのは、借りる側からすればフェアじゃない。固定費が重すぎて席が負担になってしまったら、面貸しの意味がなくなってしまいます。
—— Reina
見学で確認したい「お金の項目」チェックリスト
相場と照らし合わせたら、契約前に次の項目を文字で確認しておきましょう。
- レンタル料に含まれるもの(光熱費・材料・タオルなどの消耗品)
- 支払いのサイクルと方法(前払いか後払いか・現金か振込か)
- キャンセル・予約変更の扱い(お客様都合のキャンセル時に席代はかかるか)
- 料金改定・契約終了の条件(値上げの事前通知・やめるときの申告期限)
よくある質問
面貸しの月額相場はいくらですか?
都内で月50,000〜80,000円前後が目安です。使用日数に応じて変動する料金体系のサロンもあります。エリア・設備のほか、光熱費や材料が含まれるかどうかで実質のコストは変わります。
時間貸しと月額はどちらが得ですか?
稼働日数によります。目安として、1日3〜4時間までの利用なら時間貸し、月8〜10日を超える稼働なら月額が有利になりやすい構造です。まず時間貸しで始めて、お客様が増えたら月額に切り替えるのが現実的です。
面貸しの料金に材料費や光熱費は含まれますか?
サロンによって異なります。完全持ち込みが基本のサロンもあれば、無料または有料で提供するサロンもあります。材料を自前で揃えると月数万円かかることもあるため、表示価格に何が含まれるかを必ず確認しましょう。
業務委託と面貸しはどちらが手取りが多いですか?
売上の規模によります。歩合50%の業務委託と比べた場合、月の売上がレンタル料の2倍を超えると面貸しの手取りが上回る計算になります。固定客が少ないうちは業務委託、集客に自信がついたら面貸し、が定石です。
SHARENAIL(シェアネイル)は、席を借りたいネイリストと、席を貸したいネイルサロンをつなぐ面貸しマッチングサービス。ネイリストの利用はずっと無料。サロンは月額制のみで、成約手数料は0円。